「五島列島」の教会を訪問しようと思ったきっかけは、写真の「旧五輪教会」に「教会守」として都会からやってきた方の記事を読んだからでした。
「久賀島」という小さな島にあり、前回の「奈留島:江上天主堂」とセットのツアーで伺いました。
ユーチューバーの二人組も一緒で、順番的にはこちらの訪問が先でした。
もともとはこの島の中心地にある「浜脇教会堂」が前身です。
その改築に伴い、解体された旧教会堂が「五輪地区」に移築されたため、この名称になったそうです。
教会堂としては長崎県で2番目に古いそうで、国の重要文化財の指定と、集落として世界遺産にダブル認定されています。
向かう道中は細い悪路で、最初に計画した自転車による訪問を選択しなくて大正解でした。
車もたどり着けず、最期は海岸線を徒歩です。
物資は海路からしか運べない集落と思われ、きれいに保存されているのが、奇跡の佇まいでした。
先ほどの「教会守」の方の説明で中に入りました。
今は教会として使用しておらず、神様がいた跡なので撮影は可とのこと。
イエスを抱いたヨゼフ像が印象的でした。
素晴らしい木造建築の内部ですが、一部ビニールシートを貼ったところがありました。
先週の台風で受けた被害らしく、修復が大変だとの「教会守」の方の話でした。
都会からやってきた今の感想を伺いたい思いに駆られましたが、余計なお世話と重い控えました。
何やら偲びがたい空気が強く印象に残る訪問でした。
背後からのアングルが素晴らしいです。
イエス様をヨゼフが抱いている像です。
十分神々しい出で立ちでした。
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