「函館本線」にある「倶知安駅」です。
「函館~札幌」間を結ぶ鉄道の大動脈は、「函館本線」と呼ばれる一つの路線ではなく、「長万部駅」から海側ルートの「室蘭本線」に接続されます。
特急はこの海側ルートを、路線が変更になっていることなど気にすることなく、突き進みます。
そのため、「函館本線」は主要路線の名称があるにも関わらず、「長万部駅」から山間部に入るため、特急・急行が走っていない超ローカル線となってしまいます。
距離が長いため、この路線を制覇するための、乗り継ぎには一苦労しました。
この駅は、廃線となった「胆振線」の接続駅でもあったので、昔は賑わいもあったようですが、今は写真の通り寂しいフォームでした。
春先でしたが、雪景色で、かなり寒い日でした。
しかし、何と2031年、北海道新幹線が札幌に延伸される際には、その停車駅となります。
今から10年後の予定です。
現状との比較では想像がつきませんが、外国観光客に人気の高い「ニセコ」や、温泉が多い地域でもあることを考えると、観光地として大化けする可能性があります。
しかしコロナ禍に加え、「北海道新幹線」の苦境を考えると、予定が実現するのか、相当な疑問符がつきます。
最後の写真ですが、反対のフォーム側に「羊蹄山」が夕焼け映えして、きれいに見えました。
本来なら下車して散策したいところでしたが、もう一本後にしてしまうと、札幌までたどり着けません。
残念ながら通り過ぎただけでした。
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