京都市の北西部にある「湯の花温泉」。
京都を訪れるときに、定宿にしていた旅館がありました。
「丹波地鶏のすき焼き」が夕食の定番で、やみつきになりました。
また、「萩原健一」や「十朱幸代」が主演した映画「夜汽車」に登場します。
昭和10年代を舞台に「蒸気機関車」が疾走するシーンが印象的な映画でしたが、何と、旅先での二人の入浴シーンに使用された小さな露天風呂があるのです。
複雑な形状をしており、なかなか暖まらないのか、冬場はいつも冷た目でした。
それでも、これも余興と割り切って毎回入浴してました。
加えて、先代が骨董品に凝っていたらしく、それらが放置されたように置かれていました。
館内を取り巻く、その雑多な雰囲気も好みでした。
そんな雰囲気なのに、居間にあった巻物だけは、ガラス張りのケースの中で展示されていて、少々不思議でした。
あるときに亭主に伺ったらビックリ。
柳生一族の方らしく、「柳生流の免許皆伝の書」らしいのです。
確かに「柳生十兵衛」が出てきそうな雰囲気です。
俳優の「千葉真一」さんの訃報が流れた日に、このブログを書いているのですが、あらためてはまり役だったと思います。
現在、この旅館はやってませんが、何故やめられたか知りませんので、現状を確認すべく忍び込んでみたい欲求にかられました。
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