どの道だったか細かいことは覚えていません。
東京方面から東北道を3、4時間ほど北上し、どこかの料金所で降りて、那須塩原方面の道に無作為に上がって行きました。
当時の愛車は、写真にあるフィアット社の「クーペ・フィアット」です。
東日本のほとんどは、この車で走ったと言っても過言ではありません。
車名が、会社名を冠しているところに、100周年を記念して作られた意気込みを感じます。
もともと伝統的なデザインを、とことん前衛的にオマージュしてます。
それと、イタ車特有の濃い黄色の組み合わせは、とにかく強烈でした。
以前のブログで、福島県にある「塔のへつり」の黄色い紅葉を取り上げたことがあります。
那須塩原のすぐ北側に位置し、この辺りは黄色系の紅葉が多いと感じます。
これに魅せられてから、この方面へのドライブが増えました。
車のインテリアにも、ボディと同色のラインが奢られていて、常に黄色が視界に入ります。
写真のような道を走っていると、周囲の黄色に車の黄色も同化して、溶けていくような錯覚になりました。
まさしく恍惚です。
さすがに黄色の服は着ませんでしたが、最近子供と一緒に「お猿のジョージ」を観ていると、「黄色のおじさん」を一回くらいやってみても良かったかなと、少し後悔してます。
帰り際には、周辺の温泉に浸って帰りました。
どこも全国で指折りの温泉地帯です。
1日ドライブコースとして最高のパターンだったと思います。
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