2025年2月8日土曜日

大陰陽神石


いきなりのセクハラ写真すみません。

以前、テレビ番組の「チコちゃんに𠮟られる」でも放映されていました。

NHKの審査も通っているため、ここでの取り上げもお許し下さい。

ぱっと見ると、そそり立つ「陽石(男石)」が目に焼きついてしまいますが、根元の左側にちゃんと「陰石(女石)」も、うまく合体出来そうなサイズでちゃんとありました。

そのため「大・陰・陽・神石」となります。

鹿児島県境に近い宮崎県小林市にあり、山間部の辺鄙なところですが、江戸時代でも全国区で知られていたそうです。

童謡詩人で有名な「野口雨情」もここを訪れて歌を詠んでます。

「浜の瀬川には二つの奇石 人にゃ言ふなよ語るなよ」

この方、「十五夜お月さん」や「赤い靴」が代表作にありますが、私生活はなかなか破天荒だったようです。

今後、歌人や詩人の人生をいろいろ勉強してみたいと思います。

ここまで立派だと、当然ながら子宝信仰の対象になりました。

鳥居があるのも納得です。

更にすごいのは、この角度だけでなく完全に円柱型であり、どこから見ても唸るものがあります。

詳細はこれ以上言えませんが、細部にわたってリアルなディティールがまだまだあるのです。


ちなみに最後の写真は、ここの「お地蔵様」らしいです。

神社の造形物のほとんどが子宝に関連している意匠となっており、こだわりがすごいのですが、奥にあった博物館のような館以外は無料でした。

結構な観光客が来ていたので、有料化して地域貢献に役立てたらいいのに。

ただ、前宮崎県知事の東国原氏が「宮崎県観光遺産:生命発祥の聖地」に指定されたそうです。

元「たけし軍団」、さすがに見逃しませんね。

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