一度乗ってますが、鹿児島を去る前にもう一度乗っておこうと気合入れました。
車なら、鹿児島市内から高速で2時間かからずに志布志市内に行くことが出来ます。
利便性を考えると、仕事でここに向かうときは車以外の選択肢はありませんでした。
列車でここに行こうとすると、「鹿児島中央駅」を出発して宮崎県にわざわざ入り、「南宮崎駅」から「日南線」に乗り換えて、宮崎県の最南部をひた走り「志布志駅」に到着します。
終着駅のこの駅と、一つ手前「大隅夏井駅」の2駅だけが、鹿児島県に入るのです。
昔は「志布志駅」から、鹿児島県「国分駅」を結ぶ「大隈線」と、宮崎県「都城駅」へ向かう「志布志線」が存在したのですが、すでに廃線となっており、この地域は鉄路上の孤島となっています。
上述のルートで、始発から出発しても、着いたのは昼過ぎでした。
駅から歩いていける目当てのラーメンを食べ、すぐに復路を戻ったのですが、鹿児島市内の到着は、夜になってしまいました。
駅周辺を散策すると、もともと大きな物流港があるため、鉄路による大輸送体制があったと思われます。
そのため、多くの線路が敷設されていたであろうフラットな空間が駅の周囲に広がってました。
周囲の道路幅がかなり広いのは、鉄路が転用されているからだと、駅を起点とした景色を見てわかりました。
更に歩くと、廃線となった先ほどの2路線を顕彰するモニュメントがあり、当時活躍していた蒸気機関車とキハ系の車両が飾られていました。
普通、こういった施設は少し侘しいものですが、南国特有の晴れやかな天候のせいで寂しい気配が全くありません。
冬なのですが日差しが眩しいため、いい塩梅の撮影が出来ませんでした。
そのためこのブログでの車両のアップは控えようと思います。
何となく、釈然としないままに終わった旅ですが、車両の撮影を邪魔するように照っていた太陽だけは忘れないと思います。
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