「舞鶴」には何度か行っているのですが、鉄道のときも車も、何かのついでに立ち寄っているだけなので、この町全体の地理が非常に不明確でした。
「舞鶴」とひとくくりに言っても、「東舞鶴駅」と「西舞鶴駅」に分かれていて、山を隔ててそれぞれが市街地を形成しているのです。
そのため「舞鶴城」に行った記憶も、どちらの市街地にあったのか、わからなくなっています。
老後に備える焦りもあってか、一度「自分の足」で認識しておこうと、久しぶりに「青春18切符」を使って日帰り旅行を敢行しました。
朝一番の始発で、江坂からスタートし、新大阪から京都へ、そこから「山陰本線」に乗り換え、日本海側へ進んでいきます。
「福知山駅」の手前にある「綾部駅」で下車し、更に「舞鶴線」に乗り換えて、目的地の「東舞鶴駅」へは昼過ぎに到着しました。
そこから写真のある「舞鶴赤レンガパーク」に歩いていきます。
気になったところに立ち寄りながらだったので、小一時間かかりました。
曇っていて日差しは楽だったのですが、真夏だけに汗が噴き出して止まりません。
ここはよく映画やテレビのロケ地に使用されるので、この写真のアングルで見たことのある方も多いかと思います。
レンガ倉庫の内部はお洒落なショップにリニューアルされていて、多くのカップルがいました。
汗臭いだろうなと気にしながらも、一人で少しウロウロします。
意外にもマニアックな品々が多く、海上自衛隊の艦船が一覧表になった手拭いを購入しました。
ただし、旅の目的は、ここは東なのか西なのか、はっきり認識することです。
「東舞鶴」の西の際にありました。
その先のトンネルを入って、西に少し進むと「西舞鶴」になってしまうので、本当に紛らわしいです。
そこから港に向かいました。
東と西ともに大きな港があり、NHKドラマ「坂の上の雲」に出てくる「舞鶴港」はいつもどっちなんだと思います。
その軍港は、下の写真の「東舞鶴港」でした。
数隻の護衛艦が停泊していて、小型船も全てが鼠色。
海上自衛隊の大きな基地であることが十二分に伝わってきます。
さっき手に入れた手拭いも、ご当地ならではと実感しました。
おかげで、しっかりとイメージ出来ました。
この後に「西舞鶴」も散策し、「舞鶴城」があり、こちらの港は民間用であることがわかりました。
とてもスッキリしました。
これからもどんどん記憶力が落ちていくと思うので、足を使った営みを継続的にしていくことの大切さを、あらためて知りました。
まあ、食事もろくに取らないで何をしているんだと、少し自戒もしましたが・・・。
誰もついてくることのない旅であることは間違いありません。
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