2025年8月2日土曜日

伊良湖灯台



真夏に訪れた「伊良湖灯台」。

夏の季節特有の雲が、強風で目まぐるしく模様を変化させながら、頭上を流れていました。

太平洋の先端に位置するだけあって、波の高さが瀬戸内海とは全く違います。

さらわれたら、二度と戻ってこれないような潜在的な恐怖が湧いてきました。

ところで、四国の方々から日本全体を眺めると、北関東と東海地方は特にわかりにくいのではないでしょうか。

愛知県を、少し時計回りに回したMの字で例えると、2つの半島が両サイドから海に向かって突き出ている形に、イメージ出来るかと思います。

左側(関西寄り)が知多半島、右側(関東より)が渥美半島です。

Мが右に傾いている分、渥美半島がより太平洋に突き出していて、愛知県の内陸部をガードするような地形になり、その突端にこの灯台があるのです。

名前に反して「伊良湖」はないようでした。

更に不思議だったのは、灯台の位置です。

岬の先端部はかなりの高台ですが、そこには築かれず、下の写真の通り海岸線ギリギリに立っているのです。

写真では見えませんが、海岸を形成している岩場のすぐ脇に遊歩道があり、灯台まで行くことが出来ました。

水面上に浮くように立っていて、近くに寄ると本当に小さいです。

コンクリート土台もそのスペース分しかありません。

おそらく日常から塩水被りまくりだし、嵐の高波なら完全に覆われるでしょう。

しかし、昭和4年に初点灯、昭和35年に電化されたそうで、今でも現役バリバリです。

いかにもド根性を感じさせてくれる存在でした。

見ているだけで、負けてなれないぞ、と張り合うような熱い気持ちになれます。

ただ、この岬の観光ポイントとしては、石垣島から流したヤシの実が届くことがあるそうで、ロマンチックを売りにしているそうです。

逆に硬派を売りにして欲しい気がしました。


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