2017年5月6日土曜日

野良時計


高知県安芸市にある「野良時計」です。

札幌の「時計台」には申し訳ないですが、こっちのほうが断然いいと思いました。

明治中期にこの邸宅にお住まいだった地主様が、時計好きが高じて、独学で勉強して自作されたそうです。

人にやらせてないところが素晴らしい。

今は正面の一面しか動いてないそうですが、左右にもあり、三面同時に時刻を知らせたそうです。

周囲は四国の何処ででも見かける田園風景ですが、この「時計屋敷」があるおかげで、すごく特別な、独特の景色に変容しています。

「キワモノ」的な存在が、時間の経過とともに周囲と馴染んで、良いアクセントとなる好例です。

写真の車との相性もバッチリです。

計測器とかの「メーター」の類は、車の運転席も含めて、男性のファッションに何かと大きな影響を与えていると思います。

ルックスはどうにもなりませんが、「腕時計」を押さえてあとの服装はシンプルにまとめておけば、勝手に何かを語って味を出してくれるときがあります。

但し、最近の腕時計の値段は、周囲の物価と比較して異様に高騰しています。

物欲の強い自分も、正直手が出せない領域になってきている気がします。

「新品」と「中古」の好循環がより必要な時代かもしれません。


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