2026年6月6日土曜日

皇居外苑


用事があって東京から大阪へ戻るとき、深夜バスを選択しました。

東京駅の真ん前にあるバスターミナルから出発するのですが、かなり割高に感じる値段設定になっています。

東京ディズニーリゾートで、閉園まで遊んでも間に合う23時の出発からかもしれませんが、あと数千円出せば新幹線に乗れる水準です。

まだ夕刻なのに、予定もなく、珍しく時間が余っています。

日頃の行動からすると、あり得ない展開なので、何となく落ち着きません。

思いついたのは、神保町の古書街を散策することで、早速行ってみると、閉店時間の早さにビックリしました。

17時に閉まる店舗が結構あって、散策を始めた直後から、ガラガラとシャッターが下りていくのです。

18時は標準、遅い店でも19時には閉めてしまうようで、仕事帰りにウロウロするような行動習慣は、昔のことのようです。

居心地の悪いまま、古書店巡りを切り上げ、同じ界隈にある喫茶店「ミロンガ」に入りました。

ここは遅くまでやっていて、店内を覆うレンガ造りの壁は、いつ見ても素敵です。

コーヒーをゆっくり楽しんでも、時間の余裕があるため、追加でビールまで頼んでしまいました。

ほろ酔い気分で店を出ましたが、それでも20時前、ずいぶんと時間が残っています。

それで仕方なく、皇居外周を歩いて「東京駅」に向かうことにしました。

その道中、面白そうな店があれば夕食に入るつもりです。

「神保町駅」のある交差点から、南下開始。

「竹橋駅」に到着すると、ここから皇居外周の堀端が始まり、時計回りで動きます。

驚いたのは、ランニングしている方の多いことです。

チーム単位での走行も多く、人の流れはずっと途切れることはありませんでした。

当初の予定では「二重橋駅」を左折し、「東京駅」に向かうつもりでしたが、もう少し先まで歩くことにしました。

例年なら蒸し暑い6月なのに、涼しい風が吹いていて、快適だったからです。

東京にしては奇跡的な現象で、汗をかかずにすみました。

そして「桜田門駅」の手前まで行き、折り返して「日比谷濠」の城外側から、石垣を眺めつつ「東京駅」に到着しました。

写真は、石垣の背景に聳え立つビル街を撮影したモノですが、濠による合わせ鏡の景観が綺麗でした。

しかし、22時近くなっても窓の明かりは煌々と点いていて、残業している方の多い実態も垣間見えます。

結局、夕食にはいい縁が得られず、コンビニでサンドイッチを買ってバスに乗りました。