2026年7月4日土曜日

近つ飛鳥博物館


今、自身の趣味として、古代史への関心が高いです。

最近読んだ雑誌に、この建物が掲載されていて、是非行ってみたくなり、当館を訪れてました。

大阪府南部の奈良県境に近い「河南町」にあり、結構不便な場所でした。

車でないと厳しいかと。

予想通り、設計者は安藤忠雄でした。

自分の感覚としては、あの方の作品に関して、周囲とのバランス上、首をかしげてしまうことがあるのですが、ここについては、当館のコンセプトとうまく融合していると思いました。

写真は、入り口に向かう通路から撮影しましたが、構造物全体の正面になるようです。

聳え立つのは「黄泉(よみ)の塔」と呼ばれるシンボルタワーです。

その手前から続いている石段は、上まで通じており古墳を連想させるイメージをうまく演出していました。

中に入ると、巨大な空間が展開されています。

国宝や重要文化財といった目玉になる展示物はありませんが、古代の中心を構成する地域だったであろう、この界隈の遺跡にて出土した品々が、丁寧に説明されていました。

運搬具や石棺等が、原寸大で復元された模型も充実して、体験型の勉強が出来ます。

とりわけ興味を引いたのは、下の写真にある古墳の復元ミニチュア模型です。

その地域の有力者が亡くなって、古墳内部へ埋葬されるまで、何段階かのプロセスをミニチュアで再現していました。

このシーンは、いよいよ古墳の玄室に埋葬すべく、遺体を厳かに運んでいるのですが、リアルに再現されています。

鉄道ジオラマを作成する立場としては、古代史からの視点だけでなく、モデラ―としても興味深く拝察させて頂きました。

大阪には長く住めそうなので、他の博物館にも足繫く通いたいと考えています。