用事があって東京から大阪へ戻るとき、深夜バスを選択しました。
東京駅の真ん前にあるバスターミナルから出発するのですが、かなり割高に感じる値段設定になっています。
東京ディズニーリゾートで、閉園まで遊んでも間に合う23時の出発からかもしれませんが、あと数千円出せば新幹線に乗れる水準です。
まだ夕刻なのに、予定もなく、珍しく時間が余っています。
日頃の行動からすると、あり得ない展開なので、何となく落ち着きません。
思いついたのは、神保町の古書街を散策することで、早速行ってみると、閉店時間の早さにビックリしました。
17時に閉まる店舗が結構あって、散策を始めた直後から、ガラガラとシャッターが下りていくのです。
18時は標準、遅い店でも19時には閉めてしまうようで、仕事帰りにウロウロするような行動習慣は、昔のことのようです。
居心地の悪いまま、古書店巡りを切り上げ、同じ界隈にある喫茶店「ミロンガ」に入りました。
ここは遅くまでやっていて、店内を覆うレンガ造りの壁は、いつ見ても素敵です。
コーヒーをゆっくり楽しんでも、時間の余裕があるため、追加でビールまで頼んでしまいました。
ほろ酔い気分で店を出ましたが、それでも20時前、ずいぶんと時間が残っています。
それで仕方なく、皇居外周を歩いて「東京駅」に向かうことにしました。
その道中、面白そうな店があれば夕食に入るつもりです。
「神保町駅」のある交差点から、南下開始。
「竹橋駅」に到着すると、ここから皇居外周の堀端が始まり、時計回りで動きます。
驚いたのは、ランニングしている方の多いことです。
チーム単位での走行も多く、人の流れはずっと途切れることはありませんでした。
当初の予定では「二重橋駅」を左折し、「東京駅」に向かうつもりでしたが、もう少し先まで歩くことにしました。
例年なら蒸し暑い6月なのに、涼しい風が吹いていて、快適だったからです。
東京にしては奇跡的な現象で、汗をかかずにすみました。
そして「桜田門駅」の手前まで行き、折り返して「日比谷濠」の城外側から、石垣を眺めつつ「東京駅」に到着しました。
写真は、石垣の背景に聳え立つビル街を撮影したモノですが、濠による合わせ鏡の景観が綺麗でした。
しかし、22時近くなっても窓の明かりは煌々と点いていて、残業している方の多い実態も垣間見えます。
結局、夕食にはいい縁が得られず、コンビニでサンドイッチを買ってバスに乗りました。
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