ここは、大分県の景勝地「耶馬渓」です。
有名な「青の洞門」は既に行ってますが、ここまで「大分交通耶馬渓線」が通っていたこともあり、そのルート沿いを車で追ってみました。
写真は、「耶馬渓平田駅跡」で、駅のフォームがほぼ残っており、奥まで続く道が路線跡になっています。
この線路跡がそのまま道路になっていて、そこを走ってここまで来ました。
かなりの距離を列車の気持ちでドライブ出来て、相当ワクワクしました。
よく家族にいじられる「小学3年生」の心境そのままです。
車の反対側にある公衆トイレも駅舎を模していて、鉄道の雰囲気をうまく演出してます。
また、ここで手に入れた観光マップを見て驚きました。
何と、ほとんどの路線が車道も含めて自転車道として残っているのです。
確かに、フル装備のロードレーサーが、高価な自転車に乗って走っていました。
全区間19駅で36.1キロ。
1975年に廃線となっているので、今まで存続しているのは、地元の努力も含めて奇跡に近い気がします。
再度自転車で来ようと、この時点で決意した次第です。
それ以外のルートも耶馬渓の奇抜な山々がよく見えて、素晴らしいルートでした。
そんな充実した気持ちで帰路に着いたのですが、しばらくして不幸が待ってました。
仕事で移動中に、この車の「セレスピード」が壊れました。
何かというと、「アルファロメオ」のオートマシフトの名称なのですが、マニュアルを電動で自動シフトさせるシステムです。
そのため自動ですが、ギアが変わる際に手動でシフトチェンジする感触は伝わり、個人的には好きでした。
ただ老朽化すると壊れやすい部分でもあり、シフトの制御が利かなくなって、普通に走れなくなりました。
納車してから約1か月で修理に入ってしまった「マセラティ・クアトロポルテ」のピンチヒッターとして購入しましたが、コイツとも約9か月でお別れになりました。
短い期間でしたが、約2万キロは走ってくれて頑張ってくれたと思います。
かなりサスペンションも下手っていて、衝撃が強い乗り心地でしたが、これも癖になる快感に変わっていたから不思議です。
この短い充実した期間を忘れないように、この車しばりでの旅を連続して取り上げた次第です。
この「アルファ147」は、排気量2ℓの「ツインスパーク」というエンジンでした。
高回転で小気味よく回り、あらためて「アルファロメオ」のエンジンの素晴らしさを体感出来ました。
電気自動車へと、車のトレンドが変わりつつある昨今ですが、「アルファ」で名機と呼ばれる「Ⅴ6」エンジンにも乗っておかねばと、自分の潜在的なニーズを再認識した次第です。
まだまだ車の趣味は終わりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿