2018年2月17日土曜日

津川


新潟県「新潟駅」と福島県「郡山駅」を結ぶ「磐越西線」の「津川駅」で下車しました。

写真は街中へテクテク向かう途中に、「阿賀野川」にかかる橋から撮ったものです。

「夕暮れ」に思えますが、「日の出」です。

水墨画のような景色にだんだんと赤みが指してきて大変美しく感じました。

右側のアングルから切れている山が「麒麟山(きりんざん)」と呼ばれ、「麒麟」に山容が似ているから名付けられたそうです。

細くて高いからでしょうか?。

また目的地の「津川城」でもあります。

ここは「新潟県」なのですが昔は「会津領」であり、歴代城主は会津藩の重臣が配置され、「越後口」の重要な防衛ラインでした。

「新潟の城」としては珍しく石垣も結構あるそうなのですが、雪が積もっていてイマイチわかりませんでした。

山が急こう配なので必要ないとも思える険しさです。

また「阿賀野川」と城を挟むように、「常浪川」と呼ばれる大きな支流もあり、自然の堀に山が囲まれている構造です。

登城はハードでしたが「本丸展望台」からの景色は、靄が消えたおかげで写真の景色とは対象的に、キンキンの朝日を浴びた状態で拝むことが出来ました。

讃美歌が聞こえてきそうです。

また下山したところに「麒麟山温泉」があり、駅が来るまでの時間ゆったりと出来ました。

「城登り」で冷えた手足を湯舟に入って「大の字になって延ばす」のは本当に最高です。




2018年2月10日土曜日

長岩城


昔の「国」がくっついて「県」になることは多いのですが、「豊前国」は「福岡県」と「大分県」の一部に分けられてしまいました。

そのおかげでこの地域の出来事は、今一つ地理的に把握しづらいです。

もともと「豊前国」だった「小倉」と「中津」の地域が、それぞれ「福岡県」と「大分県」らしく感じられないのはそのせいかもしれません。

今回の「長岩城」のある場所は更に奥まっていて、県境が微妙な位置になるのですが、ギリギリ「大分県」でした。

奇岩が林立する景観で有名な「耶馬渓」の奥地にあり、その岩石の特徴を生かして築城されています。

特徴的なのは、石垣が「土台」だけでなく「壁」まで含めて構築されていることです。

鉱山の集落跡と見間違えるくらい、谷川を囲むように「壁」となった石垣が迫り出ており、なおかつ密集しているため、攻め手はかなりの圧迫感を感じることになります。

また独特の形態として、「銃眼」まで石積みされた筒形の「弓型砲塁」や、写真の「円形砲塁」があり、崖の先端に「トーチカ」風に縄張りされています。

(雪が残って馬蹄形に見える部分がそうです。)

まるで近代要塞のようです。

城主だった「野仲氏」は、入部した「黒田長政」に戦国末期に滅ばされて、以後は廃城となっています。

しかし忘れ去られたおかげで、これだけの遺構が数世紀にわたって残っているのです。

遺跡に関しては、「皮肉な出来事」がよく「結果オーライ」になっていると思います。



2018年2月3日土曜日

小樽運河


意味不明な写真は、説明しますと「北海道小樽市」にある「小樽運河のモニュメント」です。

大雪だったためここまで埋もれていました。

撮影している私も結構埋もれています。

ただ「粉雪」なので、払うとすぐに落ちるおかげで濡れずにすみます。

つい調子に乗って奥深く入ってしまいました。

運河の海面を見ても、「凍っているのでは?」と思うくらい、静寂が支配しています。

厳しいのですが、何か「優しさ」が漂う気配がします。

夏に訪れたこともあるのですが、季節でこれほど空間認識が違ったことに驚きました。

夏は「石原裕次郎記念館」へ先に行った流れもあったからか、「おいらはドラマー!」的にハイテンションになっていました。

運河が目映く、倉庫を改装した店舗が華やかに見えた印象が強く残っています。

しかしこのときは、「北の国から」のテーマ曲が徐々に流れてきそうな雰囲気です。

目の前の「モニュメント」に対しても、「傘地蔵」みたいに服の一枚でもかけないとまずいんじゃないかと、しおらしく思う次第です。

このあと朝から一杯飲みつつブランチ出来そうな店を探す予定だったのですが、何故か食欲を出すのがもったいないような神妙な気持ちになって一食抜いて旅立つことにしました。

「定番の構図」である冬の写真も撮影したので掲載しておきます。


2018年1月27日土曜日

西伊豆①


冬の伊豆半島は大好きです。

よっぽどでないと雪の心配もなく、海岸線のドライブが楽しめます。

この写真は、「下田」の街中で食事のあとに、半島先端の「石廊崎」を回り込んで、「東伊豆」から「西伊豆」へと折り返したときの光景です。

この立体感、さすが国定公園の指定を受けているだけのことはあります。

海岸一面に咲き誇る「水仙」が見頃の時期なので、伊豆に出向く人は多いのですが、ここまで来るとあまり見かけません。

自分と自然がしっかり向き合っている感じがします。

太平洋へ突き出している場所なので風は強いのですが、季節の割には湿気を含んで優しく感じ、大きな口にして空気を吸い込むと大変気持ちがいいです。

またこの辺りは「テングサ」がよく獲れるそうで「ところてん」が旨いです。

さっき昼食を食べたにもかかわらず間食してしまいました。

酢醤油が普通だと思っていたのですが、関東では「黒蜜」でも食べます。

まあ「有り」なのですが、「葛きり」と比べると若干「磯臭い」分、違和感を感じます。

みなさんはどうでしょうか。

2018年1月20日土曜日

臥牛城 村上城


通称「臥牛山城」とも呼ばれる新潟県村上市にある「村上城」です。

今回の旅は更に北上していく予定のため、次の列車が来るまでの一時間ちょっとで登城(ほとんど登山)にトライしました。

駅からも少し離れており、山の高さも結構あります。

結構吹雪いており、地面もアイスバーン状態で転倒のおそれも高いです。

対策として、防御も兼ねて厚手のコートは羽織ったまま、手袋は二重にしました。

暑くもなるはずなので内着はほとんど脱いで、中はインナーシャツ一枚のいでたちです。

あとはコインロッカーに入れて、ピンポンダッシュの感覚でスタートしました。

写真は、「本丸の石垣」から漸く見えた町の景色です。

ここまでの時点で2回転倒しています。

ほとんど小走りなので息がかなり上がっていて被写体の景色がぶれます。

下手に転んで気絶でもしたら、ほとんど「遭難」の領域です。

でも見事な石垣・縄張りを堪能しつつ、慎重に写真を撮りながら、散策・下山を完了しました。

汗だくとなりましたが、何とかギリギリ間に合って予定通り乗車出来ました。

でもそのあとの着替えが大変です。

乗車している方は少なかったので、一番奥のボックス席で着替えは出来たのですが、コートの下はほとんど裸です。

もし誰かが見ていたら、「変質者が一仕事終えた状況」にしか見えない気がします。

曇った車窓に反射して写る自分の姿を見て、かなり恥ずかしくなりました。

2018年1月13日土曜日

遠野のカッパ


そういえば以前に「大人気バラエティ番組」において、「カッパ実在のやらせ」が発覚してしまい打ち切りになったことがあります。

確かその舞台がここ岩手県の「遠野」です。

「柳田國男」が書いた「遠野物語」の舞台であり、いろんな妖怪が登場します。

この写真は、「カッパ淵」にある「カッパの神」を祭る祠(ほこら)の「狛犬」です。

雪が積もっていてわかりやすくなっていますが、頭が「カッパの皿」になっていて愛嬌を感じます。

ところがその「カッパ淵」ですが、どう見ても只の小川です。

周囲もしっかりと田畑になっていて鬱蒼とした雰囲気は皆無です。

番組制作を指揮した「T部長」とやらは現場を見ていたのでしょうか。

実際に立てば「いくら何でも・・・。」と思う気がします。

自分も日々の生活で気をつけねばなりません。

頭の中でいくら方策を考えても現場を見れば、的外れなことは多々あります。

「百聞は一見に如かず。」です。

出向いて「五感」で感じる謙虚さを忘れないように、足で稼ぎたいと思います。

2018年1月6日土曜日

熊谷の朝日


明けましておめでとうございます。

この文章は結構前に書いていて「これ掲載出来るのかな?」と少し不安になりました。

良いこと悪いこと、
楽しいこと苦しいこと、
嬉しいこと辛いこと、

の繰り返しで生活が日々営まれているのですが、「普通だな!」と思える状態を継続することって、実は非常に難しいです。

この写真は、家内の実家がある「埼玉県熊谷市」にて「初日の出」を背景に撮影したものです。

「熱いぞ熊谷!」で有名ですが、その反動で冬は半端なく寒いです。

ガチガチ歯を鳴らしながらシャッターを押したのを覚えています。

この時期から振り返ると転勤族なので、いろんな場所のいろんな環境がありました。

その変化を如何に早く「日常」に出来るかが、毎回の生活の第一歩でした。

この先、再び愛媛から旅立つことになりますが、「デルタカフェ」という「磁場」が出来たおかげで、離れていても大いなる安定を感じます。

みなさまにとっても「店舗」が、多少なりとも生活の「彩(いろどり)」になることを願
いつつ、今年もご愛顧をよろしくお願いいたします。