2016年10月15日土曜日

みのりの時期


実家のある「新居浜」で偶然撮影した一枚です。

散歩していて「別子銅山」のアイコンである「煙突山」を眺めていると、稲の色が違うことに気がつきました。

稲の種類はわかっていませんが、作付時期はまちまちで複数種のコメが作られているようです。

気候が安定しているからなのか、いろんな農作物が作られているように思います。

転勤族の身からすると愛媛県の「東予」ほど豊かな地域はないと実感します。

不謹慎ですが、「過去に住んだ場所」や「旅した場所」が大災害を被ってしまったとき、「東予」の災害が少ないことに無意識に感謝しつつ、稲刈りして豪快に「太鼓台祭り」へ突入するイメージが浮かびます。

また「温暖な気候」や「うまい水」があるのは「当たり前」ではなく「極めて貴重」なのだと、他に住んでいるとあらためて気づかせてくれます。

別子銅山関連遺跡も、客観的に近代産業遺産として全国的に保存されるべき「貴重」な存在です。

災害が少ないからこそ、ここまで山全体で構造が残っているのだと思います。

これほどの規模は他にはありません。

「保存」のための「観光」は、これから特に必要になると感じます。

2016年10月8日土曜日

みおつくし


写真は銚子電気鉄道の終点「外川駅」です。

電柱からすべてが鄙びていて、ジオラマみたいな空間です。

沢口靖子さんが主演した朝の連ドラ「澪つくし」の舞台となりました。

ストーリーは覚えていませんが沢口さんがすごく美人だったのはよく覚えています。

今回は車でやってきたのですが、人影もまばらで旅先にやってきた充実感があります。

千葉県内でこの感覚は貴重です。

生まれてから愛媛県の次に長く住んでいるのがこの千葉県なのですが、東京の隣県のため、田舎のわりには人があふれている気がします。

そのわりに道路が整備されておらず、ゴルフ場が多いため狭い道でさえ渋滞していることが多いです。

田舎道を走っているわりにはのんびり出来ません。

料理もチェーン店文化に侵食されているせいか、こだわりの個人店が少ないように感じます。

ただし今回訪問の「銚子」は、関東の醤油文化を築いてきた歴史が今も続いており、寂れつつも随所にこだわりを感じます。

醤油関係ないですが、美味しい「オムライス」を出してくれる洋食店もありお勧めです。

近くに水平線が見える展望台があり、雄大な太平洋を臨めます。

島もなく、日本の端っこを実感します。

雑踏のない「静かさ」は「旅情」においてすごく重要な要素であると、つくづく思いました。

2016年10月1日土曜日

ホテルの置物


北欧フィンランドの首都「ヘルシンキ」のホテルで撮った「置物」の一枚です。

北極海を拝みたくて、スカンジナビア半島を縦断・往復するため、車中泊を繰り返す強行日程だったのですが、最終日だけはまあまあ良い宿にしました。

清潔でスッキリした部屋にこの「置物」が風格を漂わせていました。

「チボリのラジオ」はもともと個人的に欲しい銘品です。

何気なく置いていることに先ず感動、聴くとラジオ単独の音響機器としての音質の高さにあらためて感動です。

安易な多機能化への反省があります。

また添え物の「ホテル名入りメモブロック」も、左上にペンを立てられるように穴が開いていて、カタマリ感と高さでラジオとのバランスをうまく取っています。

他は何も部屋に置いてません。本当にサッパリしてます。

フィンランドの方は棚があっても物を並べないなあ。と旅行中思いました。

自身の反省として趣味の中で「並べる。」ではなく「しまう。」で行動を洗練させたいです。

でも中途半端な趣味が多いと、本当にこれが難しいんです。

2016年9月24日土曜日

スタートレック


言わずと知れた「六本木ヒルズ」です。

霧のかかった建物を下から見上げたとき、スタートレックの「エンタープライズ号」を連想しました。

いろんな色の明かりが、艦橋の円盤部分の窓と似ていて、すごく近未来感が演出されていました。

すぐそばに蜘蛛の大きなモニュメントもあり、未開の地に向かう「カーク船長」一行のドラマ設定も彷彿させ、勝手にワクワクしてました。

大江戸線が出来てから多少変わりましたが、日比谷線の六本木駅から周囲のエリアは「陸の孤島」化しているところが多く、新宿のように超高層ビルは少ないせいか、ビル自身の輝きがより強く感じます。

山で例えれば連峰ではなく独立峰のように、単独ならではの美しさと存在感があります。

仕事で行くことが多かった南西側の「広尾」方面は、特に大好きなエリアです。

外国の大使館が多く、上品な外国人が日中闊歩してます。

敷居の高さが車の車種にも出ていて、「ランボルギーニ」とか「フェラーリ」とかの、普段雑誌でしか見たことのない車が普通に路上駐車されています。

よく普段着の芸能人も見かけます。

昼間の飲食店に入るのも、値段的に勇気がいる恐ろしいエリアなのですが、その対価として好奇心が満たされる場所でもありました。

「ハラハラ」と「ワクワク」はいつも紙一重です。




2016年9月17日土曜日

越美北線


福井県にある「越前花堂駅(えちぜんはなんどうえき)」です。

九頭竜湖に向かうため、「九頭竜線」とも呼ばれる「越美北線」の玄関口にあたります。

福井県の奥地へ向かい、岐阜県の奥地へ抜ける旅行でした。

ところで「松花堂弁当」みたいな変な駅名ですが、輪をかけてフォームの形が変わっています。

この写真は自分と同じ過ちをおかしそうだった人を撮影したものです。

この方は「間一髪」間に合いましたが、私は前の便で乗り損ね、2時間以上「九頭竜湖駅」への到着が遅れてしまいました。

なんとこの駅はこの方が走っている通路を底辺として駅のフォームが「二等辺三角形」を描いています。写真で何となくわかるでしょうか?

「北陸本線」と「越美北線」のフォームが二等辺になって分かれており、線路側に向いて列車を待っていると、背後の反対フォームにやってきた列車に気がつきません。

今まで乗り損ねの失敗は少ないと自負していたのですが、やらかしてしまいました。

仕方なく時間が余ってしまうので、「福井駅」の近くにある「柴田勝家」の居城であった「北ノ庄城」へ行きました。

跡形がないくらい前衛的なデザインの公園に変わっていてビックリしました。

前回「柴田神社」だった頃に訪れた際、いちゃついているカップルに出くわしてドキドキしたのが懐かしくなりました。

夜訪れた私が悪いのでしょうが、前のほうがしっぽりした風情で良かったと思います。


2016年9月10日土曜日

フィンランドのバス


北欧フィンランドをレンタカーで縦断しているとき、ハンドルを握りながらも夢中で撮影した一枚です。

前方の年代物のバスを中心に据えて展開されていく景色は、私にとって理想の情景でした。

淡い水色と肌色の車体が、夏とはいえ北欧ならではのやさしい日差しに照らされています。

ほのかにきらめきながら「雲」・「森」・「草原」の間を駆け抜けていきます。

ときおり「鹿などの動物」や「古民家」・「モダンな家」も登場し、心地よいアクセントになります。

おとぎ話の絵本が作れそうなくらいのインスピレーションが得られました。

自分がそのバスに乗っていることや見かけた家に住んでいることも空想し、これからやりたいこと
への着想も漠然としてますが次々に浮かんできます。

運転していたので整理は出来ないままですが、そのとき「洋風の古民家カフェ」と何故か「シルクロード横断」が浮かびました。

多くは埋もれた記憶となってますが、今後の「ひらめきの導火線」となりうる貴重な財産です。


2016年9月3日土曜日

古い教会



北欧フィンランドの内陸部「ペタヤヴェシ」という町にある「古い教会」です。

世界遺産なのですが、そのまま「ペタヤヴェシの古い教会」で登録されていて、教会の正式名称がわかりません。

「とりあえず行っておこう。」ぐらいの気持ちで訪れてビックリです。

無知なだけかもしれませんが、このデザインを見て、日本人の感性とは全く違う世界観で築かれた建物であると思いました。

これほど異質に感じたのは始めてでした。

日本文化は長い歴史において、様々な海外文化を何気なく取り込みつつ、自然に馴染ませていると思っています。

しかし自分の直感として、今まで接点のなかったデザイン様式がここに存在しているのだと素直に驚愕しつつ、偶然出会えたことに感動しています。

こういうとき、「旅」を趣味としていて本当に良かったと思います。

しかし近づいて建物の細かい意匠に注目すると「マリメッコ」や「イッタラ」などの、日本でも人気の北欧ブランドの原点のようです。

北欧といっても、厳密には「ムーミン」も含め上記のブランドは、みんなフィンランド発祥なのだと思い出しました。

そのうちご近所にこんな様式の結婚式場が建つことは十分ありえます。

恐るべし日本と思いますし、このような風土に住めて、あらためて幸せを感じます。