松山のバーにて東京からの知人と飲んでいました。
お互いバーが好きでいろんな店の話題で盛り上がっていたとき、上野にあるバー「琥珀」にも当然のように触れました。
するとカウンターのマスターから、「最近閉めたらしいよ。」の一言。
衝撃でした。
以前に東京出張の際に上野に宿泊しました。
風邪を引いていたので、食事は軽く済まそうと荷物をおいて町中に出ました。
その帰りに風俗の呼び込みのお兄さんを避けるため路地裏に入ったら偶然この店があったのです。
写真の通り、この雰囲気はただ者ではありません。
飲むべき体調ではないのですが、我慢しきれずドアを開けてしまいました。
中は外以上の空間でした。
老バーテンが席を進めてくれ、好みを伝えると知らない次元の酒が出てきました。
宿に鞄を置いてきているので持ち合わせが一万円位しかありません。
正直に相談すると3杯飲ませてくれました。
全部知らない種類で、解説代も含めるともっと高いと思います。
(あとで調べると知る人ぞ知る名店で、値段もビックリすると説明がありました。)
次回はちゃんと伺うつもりでしたので残念です。
ところが東京出張で試しに行ってみると普通にやっていました。
入ってその話をマスターにすると「自分もいい年なんでよく怪情報が流れるんですよ。」とのことでした。
嬉しい気持ちで飲みましたが、同じ3杯なのに衝撃が走る値段でした。
次はなかなか敷居が跨ぎづらいです。