2016年2月13日土曜日

複線跡


「サンライズ出雲」にて山陰の松江に向かう際、停車した「新見駅」で偶然撮影しました。

晩秋の線路内を駅員の方がテクテク歩いていました。

伯備線と姫新線、芸備線からの終着駅としての役割も含め、3路線が合流する中国地方内陸部の主要駅ですが、基本的にローカル線の集合であり駅もかなり鄙びています。

しかし線路の数は半端ないです。

雑草が伸び放題であることから使われてませんが、おそらく蒸気機関車時代の名残と思われます。

松本清張原作の映画「砂の器」の舞台となった亀嵩(かめだけ)が近くにあり、蒸気機関車が登場するシーンとダブります。

不便だったでしょうが、石炭や水を補給する設備等の名残りがいっぱいで、勝手にタイムスリップしてワクワクしてしまいました。

今の電化された便利な駅の環境を享受している立場としては恐縮ですが、鉄道好きとしてジオラマ作るなら古い時代が好みです。

停車時間が過ぎて動き出すまで、更に妄想は進み、蒸気機関車在りし日のジオラマ作成をイメージして楽しみました。

そのうち作ってしまうんだろうなあ。

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