2020年2月15日土曜日

四国の渓谷


東予地域の四国山脈から燧灘にそそぎ込む河川やその支流沿いの渓谷が大好きです。

この写真は「笹ヶ峰」方面にドライブして「加茂川」に戻ってきた橋の風景です。

この界隈には独特の意匠のデザインを持つ橋が多く、この橋もそうでした。

この渓谷沿いの道をドライブすると、四国山脈の険しさを峡谷の角度に感じます。

停車したときに下の川を観るといつもきれいな透明度です。

このときはドライブだけでしたが、結構この界隈のイメージが自身のアウトドアをやりたい気持ちの原風景になっている気がします。

東京や大阪に住んでいるときも、憧れてちょこちょこアウトドアグッズを購入して簡単な料理とかをしたりしたのですが環境がイマイチでした。

とにかく人が多く、炊き出しと変わらない感じがします。

少し寂しいというか孤立した雰囲気は漂って欲しいものです。

このあたりは旅情と似ているかもしれません。

しかし愛媛県に住むようになってから、この領域を存分に楽しむことが出来るようになりました。

一時間もドライブすればすぐに目的地につきますが、人はそんなにいません。

少しずつ調理の道具も増えてきました。

もう少し料理に磨きをかけていきたいと思います。

2020年2月8日土曜日

弘南鉄道②


先週はまとめきれず二部となります。

ここで取り上げたいのは、この鉄道の名物列車です。

乗車出来るわけではなく、除雪をするラッセル車です。

写真の「キ100形」という黒い小型車で、後ろに赤色の電動車「ED22形」を連結してセットで機能します。

この鉄道のマスコットキャラにもアレンジされており、こじんまりとタッグを組んで雪かきしている姿が最高に愛らしいです。

これを拝むのが今回の旅行の最大の目的でした。

一部で取り上げた「中央弘前駅」から、おそらくですが「モハ1524」に乗りました。

これも鄙びた感じが最高です。

好天のため日差しが反射して雪景色が眩しいです。

目を細めて眺めていたら、数駅先のフォームで早速出会いました。

私が乗る列車のすれ違いを待っている状態で、除雪の真っ最中でした。

思った以上に小さく、コンプレッサーの良い音が響いています。

下車して撮りたかったのですが、その乗降時間がなく窓越しでの撮影しか出来ませんでした。

それなりに写真は撮れたのですが、ずっと眺めていたい衝動が強く、鉄道模型を購入しようかと真剣に考えています。

でも高いので結構迷っています。

しかしこの「弘南鉄道」は雪路線として最高でした。

「津軽鉄道」の「だるま列車」と併せてじっくり眺めに訪れたいです。

以下の写真は、別の機会に伺った「キ100形」の勇姿です。

やる気を感じます。

こちらは後方から見た「ED22形」で、前方に接続された「キ100形」を押して作業をします。

このジオラマは是非製作してみたいです。

除雪される雪の表現が難しそうです。


2020年2月1日土曜日

弘南鉄道①


雪景色の鉄道風景は大好きです。

厳しい環境であればあるほど、鉄路の必要性を痛感するからかもしれません。

このときもJR「弘前駅」に到着して、雪が降りしきる中「弘南鉄道大鰐線」の出発駅である「中央弘前駅」に向かって歩き出しました。

30分近く歩いたと思います。

比較的に粉雪だったので足まわりもあまり塗れずに助かりました。

最初はビル街の中を突き進んで行きましたが、だんだんと寂しくなってきます。

とうとう真っ直ぐした道ではなく路地みたいになってきて、幅もどんどん細くなってきました。

道を間違えた不安がよぎります。

それでも進むと、味のあるキリスト教会を発見しました。

そこを回り込むようにして雪の坂道をすれ違う車に気をつけながら降りていくと、写真の駅を発見しました。

ジオラマのセットのような昭和が残った雰囲気。

たまりません。

「あっ!」とちょっと驚くこの瞬間のために旅を続けているようなモノです。

駅舎内も素晴らしく、昔のままの今があります。

座椅子の毛糸の敷物が地域の方の愛着を物語っている風情があります。

駅舎が坂道の窪地にあるので、フォームへは少し階段を上がります。

そのため入線してきた列車の連結器あたりが正面に見え、少しケーブルカーを錯覚します。

フォームすぐ脇に川が流れており、看板も懐かしい。

ここから乗車して第二部へと続きます。


2020年1月25日土曜日

梅湯


京都にある銭湯「梅湯」です。

宿に向かう途中で偶然発見して嬉しくなりました。

そのまま寄り道して入浴することにしました。

旧態然とした昔の銭湯そのままで、子供の頃の漠然とした記憶とオーバーラップしてワクワクしてきます。

しかし非常に清潔に保たれていて、細かいな意匠も非常に凝っている印象を受けました。

小さいながらもサウナもあって、道中の疲れを汗で流すことが出来てラッキーでした。

あとで気になって調べると、有名なデザイナーがリフォームを手がけて再生させた銭湯らしく、京都でも有名な存在でした。

確かに奇抜なデザインはなくとも、銭湯らしいデフォルメはより強調されていたかと思います。

よく思い出せば、番台に座っている方も、お姉さんで着物でした。

しかも歌手の「椎名林檎」のような着こなし方だったように思います。

失礼ながら美人の印象はなかったのですが、インパクトは残っています。

あの方も提示された銭湯ワールドの装置だったのかもしれません。

また今度ゆっくり観察したいと思います。

2020年1月18日土曜日

九州新幹線


九州は早い段階で全線制覇を完了していたのですが、「九州新幹線」が誕生したことで乗り鉄として、新たな制圧すべき路線が増えてしまいました。

野蛮ですが、鎮圧するような感覚があります。

「博多駅」から「西鹿児島駅」間を完乗すべく、「岡山駅」から「青春18切符」で「博多駅」まで向かいました。

途中の「折尾駅」にて、数ある鳥系駅弁の中でも一番好きな「折尾のとり弁当」を購入して乗り込みました。

高騰していく駅弁の価格を尻目に未だに700円台で買えます。

ご飯の湿気でよれよれになった木の弁当箱に入っていますが、これが旨いのです。

後悔しないように、念のため2個買いました。

それを頬張りつつ、ずっと車窓から景色を眺めましたが、トンネルやガードが多く、やっぱりイマイチでした。

新幹線の景色はもともと期待してませんのでそれはそれでいいのですが・・・。

でも初乗りはどうしても期待してしまいます。

写真は「西鹿児島駅」に到着して、今乗ってきた新幹線を撮ったモノです。

やっぱりカッコいいです。

ツバメをあしらったラインが洒落ています。

JR九州は会社を上げてデザインや路線のコンセプトに力を入れており、最近の全国の企画列車は、九州発のアイデアが多いように感じます。

個人的には「観光化」した領域はあまり好みではないのですが、路線存続のためにもしっかり頑張って頂きたいものです。

勝手申し上げてすみません。

家紋みたいなマークも大好きです。


2020年1月11日土曜日

野辺地駅


奥羽本線から下北半島へ向かう「大湊線」に乗り換えるとき、この「野辺地駅」に降ります。

次の路線への接続が悪い印象もない中、ボーっと駅前の雪を見て日常と違う場所にやってきたという感慨が湧きます。

写真は駅前をしんみりと撮影した一枚です。

一面が雪景色で、踏み固められた雪に覆われています。

瀬戸内の暖かい地域に住んでいる者が、雪を特別に感じる感覚はココには存在しません。

生活の厳しい一面として常態化しています。

終電近い乗り換えなので既に店も開いておらず、何か口に入れたくても、自販機で暖かい缶コーヒーを買うくらいしか手段がありません。

そのとき大抵は駅構内ではなく、外の自販機へ向かいます。

通りの雪は氷に近い状態で、新雪の「キュッ・キュッ」という可愛い音は全くしません。

むしろ「ガリ・ガリ」とかで、油断すればすぐに転びそうな気配が漂います。

異邦人にとってはこの非日常が「旅情」と言えます。

こんな間合いをいつも乙に感じています。

しかし向かった自販機で買ったホットの缶コーヒーが、キンキンのアイスだったのにはさすがにむかつきました。

ホットの電源切ってんじゃねえよ。

2020年1月4日土曜日

松林図屏風


国宝「松林図屏風」です。

安土桃山時代「長谷川等伯」によって描かれました。

日本における一番有名な絵と言っても過言ではないかもしれません。

「東京国立博物館」が所蔵していて、新春の2週間だけ展示されます。

しかもこの写真は隠し撮りではありません。

堂々と撮っていいのです。

最初観たとき隣の女性がパチパチ撮るので、「何してんだ。この女!」と勝手に怒りを覚えたのを思い出します。

同時代のライバルは「狩野永徳」。

彼は狩野派の直系としてスター街道を驀進します。

そのうえ歴代総帥の中でも希代の天才として、天下人「信長・秀吉」が築いた織豊文化の中心にいました。

逆に等伯は能登出身の絵師ですが、もとは武家の出で養子に出されました。

主家畠山氏の没落や、京の都に追われても信仰している日連宗が迫害を受けたりと、さんざんな展開ですが雑草魂でのし上がっていきます。

更に妻も息子(有能な絵師)にも先立たれる中で生まれたのが、「無常」を体現するこの絵のような気がします。

ガラス越しでも空気が漂ってくる気配があり時間が許せばいくらでも観てられます。

こんな境地は到底ありませんが、デルタカフェも5年目の正月を迎えました。

何気なくお客様に寄り添える「自然体」を大切にしたく、今年もよろしくお願い致します。