2018年9月1日土曜日

神岡鉄道


今は廃線となった「神岡鉱山鉄道」の終点「神岡駅」からの夕暮れです。

以前に完乗していたのですが、すぐの折り返しで戻ってしまったので「駅」自体をしっかり見学出来てませんでした。

それで今回は、あえて車で立ち寄ったのです。

駅のフォームに向かう際、学校のプール場とかで見かける半地下の薄暗い着替え室のような、長い通路を通りました。

湿ったコンクリートのカビた臭いと何故か塩素のような薬品臭も漂っていて、ただならぬ雰囲気です。

個人的なレーダーも少し反応しています。

ただヤバいほど感じなかったのと廃線が決まっていたので、ここが見納めと勇気を出して進みました。

何とか無事フォームに到着しました。

・・・よかったです。

今こそ「ニュートリノ」に関する光電子倍増装置の「スーパーカミオカンデ」で有名な土地柄ですが、一昔前は教科書に登場した公害「イタイイタイ病」が発生した地域です。

「神岡鉱山」が流れ出たカド二ウムが「神通川」流域を汚染したのです。

工場より立ち上る煙を眺めつつ、怨霊がついてこないようにと、何故かフォームに祀られている写真の「大黒様」に手を合わせました。

「鉱山」・「公害」・「廃線」。

かなり怖い組み合わせかもしれません。

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