2015年12月5日土曜日

荒城の月


車中泊の明け方ウロウロしてますが年末でとにかく寒いです。

かじかんでガタガタ鳴る歯を噛みしめ、震える指をコントロールして撮りました。

「荒城の月」を作曲した「滝廉太郎像」とその舞台の「岡城」です。

大分県竹田市にあります。

滝さんが今にも動き出しそうで少し怖いですが、山々と霞に幾重にも囲まれた景色は何か旋律を感じます。

また、天下三堅城の一つと言われるだけの頑とした美しさが、大規模な石垣にありました。

城の入口を写真で見たことしかなかったのですが、登ってビックリ、縄張りの広いこと。

あとで調べると、鎌倉時代初期に「源義経」を迎えるような話から始まり、戦国時代は島津の大軍を撃退、江戸時代にも更に拡張されて、山城としては全国一の規模を誇るそうです。

竹田市の町自体も昔からの洞門みたいなトンネルが多く、そこを車で潜り街中に入っていくだけで、タイムスリップ感があります。

近くに「竹田湧水群」やナイヤガラこと「原尻の滝」もあり、水の豊かさを実感出来る地域です。

とても潤いを感じる旅でした。

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