2019年4月6日土曜日

桜道 千葉


千葉で仕事をしていたときに、環状線である「国道16号」をよく利用しました。

そのときに漠然とした判断基準になっていたのが、この道を越えると「田舎度」が変わるということです。

神奈川・東京・埼玉・千葉の4都県を弧を描くように結んでいるので、あくまで千葉県に限定した基準ですが、私の担当地域が特にそうでした。

千葉県自体は人口が多いわりには、どこへ行っても田舎の雰囲気が漂っているのですが、この道を越えると次元が変わるのです。

大きな土地を所有する農家さんが多く、写真はその訪問時の帰りです。

建物も密集してないので川っぱたの桜並木がすぐに目につきます。

田畑の道はあまり舗装されていませんので、車の足まわりの汚れは気になるところですが、童謡の挿入絵に登場しそうな景色です。

飲酒運転になるので叶いませんが、弁当でも広げて一杯やりたいなと思ってしまいます。

仕事でもプライベートでも大変な時期でしたが、こんな何気なく遭遇した景色にずっと励まされていたのかもしれません。

自然を愛でる気持ちは精神面の安定に不可欠と思ってしまいます。

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