2023年4月8日土曜日

伊達氏発祥の城跡


「仙台藩」で有名な「伊達氏」。

戦国時代末期に、奥州南部の大半を支配するまでの戦国大名となった「伊達政宗」でしたが、もともとは山形県「米沢」が地盤でした。

「乗り鉄」として鉄路で判断すると、「米沢」は閉ざされた地であり、守りやすく、攻めやすいと思います。

ここが本拠地になっていったのは、戦国時代の戦乱を考えると納得出来ます。

しかし発祥の地は、そこから南東部の福島県「伊達市」にあった、「高子岡城(たかこがおかじょう)」です。

写真のように、跡地に「亀岡八幡宮」があり、その鳥居が迎えてくれます。

それに加えて、すぐ脇をを「阿武隈急行」が走っていて、「高子駅」が目の前にありました。

城跡と鉄道がミックスされた風景にテンションが上がります。

始祖は「中村朝宗」という方で、鎌倉時代初期に「御家人」として「奥州藤原氏」の討伐に参加しました。

その戦功により、この周辺の「伊達郡」を与えられました。

これから名乗る「伊達姓」は、ここの地名に由来します。

行ってみると、果樹園が多く豊かな地帯に感じましたが、「東日本大震災」後には、いつも天気予報の雲レーダーがかかっているエリアに入っていました。

昨今の風評とかが、どうなっているのか心配な状況でもありますが、頑張って欲しいものです。


 

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