2019年6月8日土曜日

閑谷学校


早朝の「閑谷学校」です。

岡山県の備前にあり、講堂が国宝に指定されています。

備前瓦の鈍色が独特の光彩を放っています。

かなり丈夫らしく創建当初のまま大半が使用されているそうです。

開館時間よりも大分早く着いてしまい、私達以外の観光客はいません。

写真の通り駐車場のど真ん中にクルマを止めて周辺をしばらく散策しました。

ここの塀(練塀)は変わっていて石組みです。

しかも小山のようなもっこりした曲線のラインで、それが横にうねうねと長く続いています。

柔らかい朝日が瓦と塀と背景の山々を照らす中、様々な鳥たちのさえずりが聞こえてきます。

せっかちな私も非常にゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。

ここなら勉強もムチャクチャはかどる気がします。

とにかく学業一筋の施設です。

江戸時代前期に「熊沢蕃山」がその前身を築き、岡山藩主で名君として名高い「池田光政」が拡充しました。

庶民教育が中心です。

その後閉校・開校を繰り返しながらも存続し、明治・大正・昭和になってからは中学・高校として使用されて、現在は資料館となっています。

次回は子供を連れてこのとき感じた空気を吸わせたいです。

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