2019年6月29日土曜日

あべのハルカス


大阪の「天王寺駅」にそびえ立つ「阿倍野ハルカス」最上階の展望台からの景色です。

足元がガラス張りの床になっていて、宙に浮いたような感覚を味わえる場所もあるのですが、正直ここまで高くなると下界が小さくなりすぎて、逆に高さを実感出来ません。

少し高所恐怖症の私でも気持ち悪く感じることはなかったです。

飛行機の窓から景色を眺めている状態に近いかなと思います。

遠くには、梅田の高層ビル群や大阪城も確認出来て、大阪全体を航空地図のように一望出来るのは新鮮でした。

景色を眺望するうえで、都市の南端に位置するこのビルの立地は最適かもしれません。

しかし日本一を誇るこのビルの界隈は、いろいろ整備されているとはいえ、大阪のディープさを色濃く残しています。

すぐ下には「阪堺電車」・「天王寺公園」・「通天閣」の昭和の大阪気質を残すインフラや、江戸時代の遊郭がそのまま残ったような「飛田新地」も新しいマンション群のすぐ脇にて健在でした。

ちょっと安心しました。

立て替えで環境がキレイになっていくのは有り難いですが、どうしても時代の臭いがするエリアは引き続き残して欲しいとついつい願ってしまいます。

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