2021年3月20日土曜日

奥の細道


俳聖「松尾芭蕉」で有名な「奥の細道」。

俳句とか短歌のセンスが全くない私も、詠まれた観光地を訪れると、その叙情を意外にも感じることが出来ます。

五・七・五の言葉が、素人でも理解できる濃厚なエッセンスになっていることに驚くばかりです。

旅において、「奥の細道」ルートを意識して行動することはありませんが、城巡りの最中に時々横切って立ち止まることがあります。

この写真も福島県の城巡りをしていたときに、ぶつかってたまたま撮影したものです。

「貝田番所」と呼ばれる福島県と宮城県の県境になり、自然道として整備されています。

冬で寒かったのですが、非常に日当たりがよくて春の気配を感じました。

特段の何かがあるわけではなく、看板とピンクの花を眺めがてら、缶コーヒーをすすりながら休憩しました。

良い句が浮かぶわけでもありませんが、なんかいい余韻でした。

芭蕉はこの後も、旅先にて門人や知人の方々と句会を催して、名句を残していきます。

おじいちゃんのイメージがあったのですが、まだこの時期45歳。

自分よりも年下でビックリしました。

何泊も同じ場所に止まったと思えば、一日50キロ近く移動したりと、健脚ぶりを発揮してます。

しかし50歳でこの世を去っており、「隠密説」もあったりして、今後いろいろ調べてみたい人物です。

自転車とかでルート巡りもしてみたいと無謀にも考えています。

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