2021年10月23日土曜日

サン・ラザール駅(パリ)


「睡蓮」で有名な印象派の画家「クロード・モネ」。

彼は列車の絵を、意外にもリアルなタッチで描いています。

題名は「サン=ラザール駅」。

パリに6つある主要ターミナル駅の一つで、最も古い駅です。

印象派の彼らがよく題材とした地域「モンマルトル」が近く、住居もこの辺りに多くあったそうです。

今回の旅は、パリ市内を出来る限り散歩するのが目的でしたので、この駅周辺のホテルを拠点としました。

小ぎれいながらも、食事は簡易な朝食しかない安宿で、いつも早朝からウロウロしました。

写真はホテルから歩いてすぐの高架橋「ウロップ橋」から撮影した駅北側からの一枚です。

ここは日本の新幹線に当たる「TGV」が発着しません。

そのせいか昔ながらの雰囲気が残っていて、びっしりと敷かれた、数多くのレールを眺めることが出来ます。

その上をドイツの鉄道模型「メルクリン」のカタログに登場する車両が、奥のフォームから出たり入ったりするのです。

今後の鉄道ジオラマの参考にしようと目が釘づけになり、ついつい長居してしまいます。

世界的に有名な観光地が多い地域を散策しているわけですが、結局こういった場所に行きたくなります。

あいかわらずの自分に正直あきれました。

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