2023年6月3日土曜日

宇和島駅の待避線


「JR四国」の路線の中で、最も終着駅の風情が強い「宇和島駅」。

駅前通りにある、長く伸びたワシントンカシの木を、強めに感じる日差しとともに眺めると、南国にやってきた旅情を強く感じます。

とは言っても、高速道路が市内まで開通したことから、仕事では車で向かうことがほとんどです。

写真は、役所を訪れていたときに、たまたま目にした「操車場」の景観です。

「終点マーク」のあるフォームから折り返すように分岐して、「待避線」の先に、更に隠れるように存在してました。

「予讃線」や、その脇を走る車道からは見えない位置にあったので、偶然の発見に仕事のことを忘れそうになりました。

意外にも、多くの種類の車両が佇んでいるので、思わず見取れてしまった次第です。

この距離からでも、ローカル線独自の鄙びた雰囲気が漂ってきます。

また、折り返した一駅先の「北宇和島駅」から、更にローカル度が増す「予土線」に突入していきます。

高知方面へ向かい、「四万十川」が絡んでくる山線・川線です。

ここには、そこへ向かうワクワク感まで待機していると感じました。


 

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