日本海側にせり出したようにある「親不知駅」です。
福井県の県境に近い新潟県にあり、北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が人々の行く手を阻んだことから、通行に際して波打ち際を駆け抜ける必要があったそうです。
その慌ただしさから、親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから、「親知らず・子知らず」と呼ばれるようになったとのこと。
細かい話になりますが、この駅の西側が「親不知」、東側が「子不知」と、どうも呼ばれるようです。
かなり前の撮影ですが、看板にJRのロゴが残っており、懐かしい風景です。
このときは「北陸本線」でしたが、今は「えちごトキめき鉄道」と名称が変っています。
ブログに取り上げておいて恐縮なのですが、この駅で降りたことはありません。
ただ、この路線を通るとき、ここで長めに停車することが多かった印象があります。
列車を下りずに車窓から眺めているだけの、この写真の光景が、強烈な既視感として残っています。
晴れていると日本海側の水平線もきれいに見えました。
このときも車窓越しの写真ですが、水平線がしっかり確認出来ます。
ただ、それ以上にインパクトがあったのが、その手前に立ちはだかる「北陸道(高速道路)」と、「国道8号線」の平行して走る高架橋でした。
この駅際にある海岸線から突き出て海上にコースが取られており、現在も通行の難所であることが伝わってきます。
二つの高架橋と日本海の水平線が、それぞれに並行し、拮抗して描く景観は、他では拝むことが出来ません。
自然の脅威と、それを克服してきた人間の縮図みたいなものを感じて、自分の潜在意識に強く残っているのだと、あらためて思いました。




