2018年12月15日土曜日

不忍池


上野にある「不忍池」の景色です。

学生時代に同じ場所で眺めていたら、自衛隊に強引に勧誘されたのを思い出します。

枯れて茶色に変色した「蓮の花」が、水面が見えないほど一面に広がり、圧巻の冬景色です。

「蓮」は極楽に咲くと言われてますし、写真のように天気の良い日だと、光の反射で茶色でも仏壇のくすんだ金色に見えます。

一人で佇んでいると、遠方に弁天島が見えて「極楽浄土ってこんな感じかなあ。」と錯覚してしまいそうです。

ここに来るとき不思議なのですが、「爽快なときか」、「落ち込んでいるときか」の両極端な気分のときが多いです。

このときは前者の気分でした。

「上野」は美術館が多いので「東京」が出張先になると、そのときの「企画展」をチェックしてよく訪れます。

たしかその流れの帰りでした。

ちなみに後者の気分のときは何もかも忘れて、上野発の夜行列車に飛び乗って、北へ向かいたくなります。

残念ながら今はもう夜行列車は「廃止」されてありません。

だんだん寂しくなってきました。

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