2018年12月8日土曜日

首里城


全国の都道府県の中で唯一行けてなかったのが「沖縄県」でした。

城好きなのに、恥ずかしながら「城(グスク)」巡りが全く出来ておらず、沖縄到着後真っ先に向かったのが「首里城」です。

復元された本殿や周辺の構造物も「世界遺産」だけに見応え十分ですが、何といっても素晴らしいのは「石垣」でした。

独特の滑らかな積み方は石と石の隙間がありません。

また写真に見える石垣上部の少し突き出した部分は見張り台で、こうすることで死角をなくせるようです。

少しずつ滑らかな弧を描いて反り上がっており、特に見事な曲線美です。

下から見られることもかなり計算された「威厳を示す」演出だと思います。

この後ぐるりと城壁を一周しましたが、カーテンレースが波打つようなうねりがバランス良く展開されていました。

日本の「近世城郭」の発展経緯とは異質な文化の中で、進化していったのだと思います。

まだ訪れてない「城(グスク)」がどのような風情なのか大いに興味が湧き、次回の計画を考えながら、今の観光を楽しみました。

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